2022.04.15
補修工事とは、どのような工事のことを指すのかご存じですか?
簡単に言えば、壊れたり劣化したものを、使える状態になるまで修理する工事のことを指すのですが、これだけだとイマイチよく分かりませんよね。
この記事では、補修工事について具体例を挙げて分かりやすく解説していきます。
▼補修工事とは?
補修工事と聞くと、建物の劣化や不具合を根本的に補修していく工事だと思っている方もいますが、実際はそうではありません。
補修工事とは、劣化や不具合が起こった際に、使える状態になるまで一時的に補う工事のことを指します。
【補修工事の具体例】
例えば、マンションの外壁に「浮き」・「剥がれ」・「ひび割れ」といった症状がみられた場合に行う、以下のような工事が補修工事にあたります。
・タイルの張り直し
浮き・剥がれが起きているタイルを部分的に剥がし、下地を作ってからモルタル接着剤で再び貼りつけて、目地部分を整える。
・シーリングの打ち替え
劣化によってひび割れが発生しているシーリングを切り取り、プライマーを塗ってからシーリング材を注入してきれいにならす。
■注意したいポイントについて
補修工事は、工期も短く費用も抑えられますが、数年後には、また同じ部分に不具合が発生する可能性があります。
その場しのぎではない、根本的な解決を狙うのであれば、補修工事ではなく、「修繕工事」を視野に入れてみてはいかがでしょう。
▼まとめ
今回は、補修工事について、具体例を挙げて紹介しました。
補修工事では、建物に劣化や不具合が起こった際に、一時的に補う工事のことを指します。
工事費用は抑えられますが、新築並みに回復させるための工事ではないので、しっかりと理解した上で施工を依頼しましょう。
また、建物の劣化症状にお悩みの方は、「株式会社MindsRoof」へ、お気軽にご相談ください。